挨拶

2018年7月 ひとこと

 関東地方は、例年になく早い梅雨明けで、長く暑い夏の始まりを予感しましたが、西日本の豪雨被害が日を追うにつれ拡大していくのを知って、改めて自然災害の恐ろしさを感じています。被害に遭われた方々に心からの追悼とお見舞いを申し上げます。
 そして、忘れてはならない相模原の事件から2年が経とうとしています。障害を持たれた方々が、まるで、この世にいなかったごとく名前も公表されることなく消えてゆきました。
犯人に迎合するような風潮は、同じような障害を持った方々を未だに傷つけています。
 人は一人では生きてゆけません。どんな人も社会の様々な関わりの中で生きているのです。それを忘れて、自分に関係のないことには無関心になります。
何もできなくてもいいのです。関心を持ち考えるきっかけになりさえすれば。

理事長 村松 紀美枝

2018年4月 ひとこと

 今年は3月中に桜が満開となり、4月の辞令交付式には散り始めていましたが、新しい職員たちは希望に胸を膨らませつつも緊張した面持ちで辞令を受け取っていました。

 新任職員を代表した職員からは、「未熟な社会人一年生ですが、若さとチャレンジ精神だけはあるつもりです」と力強い謝辞が返ってきました。それぞれの配属先で、精一杯若い力を発揮してもらいたいものです。

 横浜らいずには、一昨年、昨年の4月にも新任職員が入社しましたが、一人も欠けることなく新しい年度を迎えることができたのも大きな喜びです。高齢化による重度化の波は加速度的に大きくなり、職員たちの負担も正比例しています。若い職員を支える先輩職員や多職種連携が機能することによって成立しているのだと思います。

 今年度も、こんな職員集団が横浜共生会の理念を実践していきます。チームとして、組織としてこれからも頑張ってまいります。

理事長 村松 紀美枝

2018年3月 ひとこと

 庭の沈丁花は満開になり、頬を過ぎる風にも春の兆しが感じられるようになりました。でも、三寒四温という言葉通りの気温の変化に、ご利用者の体調を気遣う季節でもあります。

 先日、今年度、障害者支援施設に入職した若い職員たちと懇談の機会がありました。ご利用者の重度化・高齢化により、介護だけでなく医療ケアもどんどん進み、ベテラン職員にとっても5~6年前とは比較にならないほどの負担が掛かっているというのに、新人職員たちは「来年は先輩になるのだから」と楽しそうに語ってくれました。新年度には一人も欠けることなく先輩職員の道を進んでくれそうです。

一緒に働く仲間がいて、辛さも楽しさも共有して成長をしていく。職務が違っても、目指すところは同じだから協力し合える、そんな組織風土になっているのだと感じました。

年度末でバタバタしているうちに、気付いたら春がそこまで来ているのですね。

理事長 村松 紀美枝 30/3月

2018年1月 ひとこと

 関東地方は雲一つない青空の新年を迎えました。
新しい年を無事に迎えられたことに感謝するとともに、この一年も全ての人々が平穏な日々でありますようにと祈っています。
 障害のある方や生きる上で様々な困難を抱える方たちにとって、今の世の中の動きは決してやさしくない時代を迎えています。世の中が不安定になると、自分が一番大事になり、他人への思いやりの気持ちが失われていくようです。そんな世の中にあっても、常に弱い人々に寄り添う支援を心掛けてきました。
 当法人は、社会福祉法人として『地域と共に育ちあう』ことを理念に掲げ、今年の12月には創立25周年を迎えます。
 これも、地域の皆様をはじめ、関係団体や行政の方々のご支援ご協力と、職員たちの日々の努力の成果だと思います。
 今年も、職員が一丸となって皆様のご期待に応えてゆけるよう精一杯頑張ってまいります。

理事長 村松 紀美枝 

2017年12月 ひとこと

 今年のカレンダーも残り1枚となりました。
先月は、研修の月といってもいいほど法人内の研修が目白押しでした。
その中でも毎年継続しているのが、法人の『目標管理・人事システム』の一次考課者のための考課者研修と法人全体の人権研修です。
 考課者研修は、職員と直接面談する一次考課者のために行なわれるもので、係長や主任が対象です。今回はナレッジマネジメントを中心に行いました。また、法人人権研修は150名を超える職員が、業務終了後に学ぶ場として参加し、今年度は、法人人権委員会と主任会が連携して開催準備をしました。昨年に引き続き「津久井やまゆり事件」を受けて、入所系、通所系、地域系、ケアプラザ系の4つのカテゴリーに分けてパネルディスカッションを行い、ファシリテーター役の和泉短期大学の鈴木敏彦教授が職員の深層部分まで導き出して下さって、有意義な研修になりました。
 こんな職員たちに支えられて今年も無事に年を越せそうです。職員たちがそれぞれの職場の中で、福祉職として力を発揮できるよう支援していきたいと感じています。

理事長 村松 紀美枝

2017年10月 ひとこと

ついこの間までの暑さから、一気に初冬のように寒い日々が続き、体調管理が気がかりな季節となりました。
10月1日には快晴の中『共生まつり』が盛大に行われ、各団体の方やご家族をはじめ、地域の皆様方が千人を超えておいでいただきました。いつもながら、ボランティアの皆様にもお世話になりありがとうございました。市内各区にある当法人の施設でも秋のイベントが次々と開催予定です。ぜひお近くの施設のイベントにおいでください。
実りの秋なので、施設の庭の柿の実や柚子、花梨、夏ミカンなどが色づいていて、先日は金木犀がふくよかな香りを漂わせていました。
10月下旬にはインフルエンザの予防接種も始まります。今年はワクチンの届くのが遅いらしく例年より少し遅い接種となりました。
いつもながら、皆様が健康で過ごせますようにと祈る毎日です。

理事長 村松 紀美枝

2017年8月 ひとこと

今年は、日本各地で今までに経験したことのないような気象が続き、横浜でもゲリラ豪雨が降って、冠水した地域も出ています。人間の予測をはるかに超える地球規模の変化が起きているのでしょうか。そして、その原因を作っているのは人間なのでしょうか。
7月26日は相模原の障害のある方を狙った凶悪事件から1年となり、当法人でも幹部職員の集まりがあったので全員で黙とうをささげ、改めて、障害のある方たちに対する法人理念の共有を図ったところです。「人間には誰もが良い部分と悪い部分がある。自分を省みる機会に」とテレビの特集で誰かが言っていました。様々な困難を抱える方々に対する支援を行っている職員たちは常に『自分を客観視する目』を自ら持つことで、つらい場面にも対処出来るようになるのでしょう。
暑い暑いと言いながら今年の夏も過ぎてゆきます。
目にはさやかに見えねども・・・・7日はもう立秋です。

理事長 村松 紀美枝

2017年6月 ひとこと

今年は、真夏のように暑い日が続き、本当の真夏になったらどうなってしまうのかと不安になる今日この頃です。
事業報告や決算報告も出来上がりましたが、社会福祉法人制度改革により、従来とは違う理事会や評議員会の開催方法に戸惑いを覚えつつも齟齬のないように準備を進めています。
4月に入職した職員たちも少しずつ職場に慣れてきた頃でしょうか。
自分の目の前の業務にただひたすら取り組むこと、コツコツと小さな歩みを続けることが、結局、目的地に到達する一番の近道なのです。
福祉施設で働くひとり一人の職員が、自分の存在意義を見いだせる法人になれたら、もっと大きく成長できるような気がします。

理事長 村松 紀美枝

2017年4月 ひとこと

本日、新しい年度が始まり、新規採用者や昇格・異動者総勢76名の職員に辞令交付を行いました。
あいにくの雨の中、新人職員たちは希望や不安に満ちた面持ちで臨んでいたようですが、法人の理念を心に留め、配属された場所で力を発揮して、地域やご利用者の思いを受け止められる職員に成長していくことと思います。
昇格した職員や異動になった職員たちも、これまでの職務を基に、更なる実践を続けていくことでしょう。
たった一人では小さな力しかありませんが、同じ理念を共有した仲間が多ければきっと大きな力となって、29年度も地域の中で信頼される法人となれるよう職員一同、努力してまいります。

理事長 村松 紀美枝

2017年1月 ひとこと

お正月が明けて、早や半月が経ちました。
センター試験を受ける高校生たちが雪の中で大変な思いをしていたり、女子駅伝では降りしきる雪の中を駆け抜けていく姿がニュースに映し出されていました。また、当法人内では、職員やご利用者にインフルエンザに罹患したとの知らせが届くようになりました。
暖かい春が待たれる今日この頃ですが、施設の庭の沈丁花は小さなつぼみを付け始めています。寒さに震える日々もあともう少しの我慢なのでしょう。
今年はどうか平穏な一年となりますようにと祈らずにはいられません。
新しい年が皆様にとって幸多い日でありますように。

理事長 村松 紀美枝

2016年11月 ひとこと

今年も余すところ2か月となりました。この頃になると、一年という時の流れの速さに驚き、やらなければいけなかった「あれやこれや」が急に後ろから追いかけてくる気分になるのは私だけでしょうか。
横浜も急に寒い日が続くようになりました。
若い職員たちは半袖で頑張っていますが、ご利用者さんがインフルエンザや風邪に罹らないよう注意を促す時期にもなりました。
クリスマスや年末年始に向けて、皆が元気で過ごせますようにと祈る毎日です。

理事長 村松 紀美枝

2016年9月 ひとこと

いつしか9月となり、夕方には秋の虫の声が聞かれるようになりました。
7月末には、重度障害のある方を狙った許しがたい事件が起きました。当法人の施設にも被害に遭われた方々と同じような重度の障害を持った方が大勢いらっしゃいますので、他人事とは思えませんでした。
職員一人一人が誠意をもって日々の業務にあたっているのに、それさえも踏みにじられた気がして、とても大きな憤りを感じています。
私たちは、これからも障害のある方の心の声に耳を傾けながら日々精進してまいります。

理事長 村松 紀美枝