社会福祉法人 横浜共生会 地域生活支援センター 海

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イキな場所への誘い

2026-03-16

第76回

「昔はね・・・」、イニシエの話をすると、若手から煙たがられる昨今です。
だけどね、温故知新って言葉もあるように、大切なことは受け継がれたり、死守しなければならなかったり、まあそんな感じです。

で、昔の話。
市民と行政と支援者と、顔つき合わせ時には喧々諤々に議論して築いてきた自負が横浜の地域福祉にはあります。制度がバンバン拡がって、新しい企てがジャンジャン出来て、政令市の特権へおんぶに抱っこされ「目に見えるスピードで使えるサービスが増える≒暮らしが良くなる」って実感していました。
その右肩上がりの曲線が、気づけば緩やかなカーブとなり、戸惑っている間に「・・・んっ(;'∀')」的場面が増えてきた今日です。
大仰な表現すれば、個々を重要視するばかりに「不寛容になった」のかな。制度が確立、役割が明確、気付けば窮屈になって来た印象です。最近の学校では「PTA活動が発展的解消」なんて事態を招いているそうですね。

粋場の会の写真
ここ、「粋場の会」はふた月に一度、家族と支援者と教員とが同じテーブルで顔を合わせ、その時々のテーマに沿った講師を招き、意見交換をしています。ジャンルとしては「勉強会」なのかな、でもとても緩やかに和やかに笑い多く展開しています。
ゲストは行政職員や同業大先輩や同業新参モノやメディカルや芸術関係や多種多様、重心の方の暮らしが拡がれば・・・そんな根底を異口同音で共通項とした方々の集いです。代表の熱量が伝播していく、毎度お土産ある楽しい会合です。今年度も多くのゲストスピーカーを招きました。その分、新たなエニシも誕生しました。

 

ボク自身「生業の魅力」と論ずると、同業多職種がライバルではなく同志、となる部分があります。時代に即し、変化を求められることは多々あります。が、ネットワーク形成なんて、圧倒的に普遍価値なんだろうな。AIに託せないエニシで働く日々、これからもずーっとそうなるんだろうな。
来るもの拒まず大歓迎、かなり敷居低い会合です。次年度は記念すべき「継続は力となる通算90回大会」を迎えます。興味ある方は是非お越しください。
粋場の会の写真

【伊藤 卓】